今回は中山金杯を対象に、第52回から第73回までの過去22年間における馬券圏内(3位以内)の結果をもとにデータをまとめました。まとめた項目は下記の10個です。
- 枠番
- 馬番
- 人気
- オッズ
- 性齢
- 体重
- 体重増減
- 斤量
- 騎手
- 調教師
枠番では2枠が安定して上位に入りやすく、7枠は低調気味。一方、馬番では3,4,12番が目立ち、特に7,8,9番に成績が集中する兆候が見られました。また、14番は22年間で一度も3位以内に入ったことがない点も見逃せません。
人気順では1番人気が堅実に馬券に絡む一方、5番人気も注目ポイント。オッズでは11倍台の成績が良好で、低オッズの馬は出走数が少ないため慎重に判断が必要です。4,5,6歳の牡馬が強く、特に5歳牡馬は8割以上の高確率で馬券に絡んでいました。
体重では480kg前後の馬が目立つほか、体重増減については増加傾向にある馬が有利な傾向を示しています。斤量では56kgが最も成績が良く、続く55kgと57kgを含めピラミッド型の分布が確認されました。騎手ごとに大きな差を確認することはできませんでした。また、調教師についても同様で、東西の調教師を比較しても差は見られませんでした。
下にもう少し詳しいコメントとグラフがありますので、良ければ見てみてください。皆さんの予想の一助になれば幸いです。
枠番・馬番の過去データまとめ
【枠番】
2枠が頭一つ抜けて3位以内が多い。他はほぼ同率だけど、7枠は低めである。
【馬番】
3,4,12番が目立つが、真ん中7,8,9番に山が見えるようにも。
外側の14番は22年間で1度も3位以内に入っていないことにも注意したい。
人気・オッズの過去データまとめ
【人気】
順当に1番人気の3位以内入賞率が最も高い。次点で、5番人気が馬券に絡むことが多いことが個人的なポイント。
また、6~11番人気の過去成績は同水準。
【オッズ】
2倍(1.5-2.4)の馬が、過去22年で一度も馬券に絡んでいないようにも見えるが、そもそも過去22年間で2.5倍未満のオッズをつけたのは第61回のアドマイヤコスモス(16着)だけ。低オッズは馬券に絡まないと誤解しないように注意が必要。
11倍(10.5-11.4)の馬券圏内数が多いことは頭の片隅に置いておいても良いかも
性・齢の過去データまとめ
4,5,6歳の牡が順当に強い!特に5歳牡は、過去22回中18回馬券に絡んでおり、割合にして8割越えである。
体重・増減の過去データまとめ
【体重】
※見やすさ優先のため、一度も3位以内に入っていない体重は削除してあります。
480kgだけやけに3位以内に入ることが多く見える。
【体重増減】
±0を頂点にきれいな正規分布(山型)を描いているようにも見えるが、よく見ると体重を増やしている馬の方が馬券に絡むことが多いようにも見える。
斤量の過去データまとめ
56をトップに次点で55,57と続くきれいなピラミッド型ですね。
56±3変わると、馬券に絡んだ回数は56の1/4程度になっています。これを大きな差とみるか、ただの誤差とみるかは一人よりそうですね。
余談ですが、本来であれば、今回計数した過去レースから各斤量の出走数を提示して、56が強いのか、それともただ出走数が多いだけなのかコメントしたかったところです。年末忙しく時間が取れず、そこまで準備することができませんでした。。
騎手・調教師の過去データまとめ
※見やすさ優先のため、過去22回の内一度も3位以内に入っていない方は表示しておりません。
【騎手】
何度も馬券に絡むのが難しいレースではないように感じます。
【調教師】
まずは東西の比較から。
馬券に絡んだ馬を育てた調教師の数は、西:22人、東:27人とこちらに大きな差はない様子。
さらいに、育てた数について比較しても西:31頭、東:35頭とこちらも同じく大きな差はありませんでした。
個人で見ると、林田満調教師が調教した馬が多く見えますが、2023年2月28日引退されたそうで、今年のレースには関係なし!
騎手に比べて調教師の項目で見るとは、何度も3位以内に入る馬は少ない傾向がありそう。
【最後に】
今回まとめたデータが少しでも皆さんの予想の参考になると幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました!
その他まとめてほしい項目などありましたら、コメント等お願いします!
加えて、過去の中山金杯の写真などお持ちの方、本ページのトップ画像に掲載してみませんか?掲載してみたい方がおられましたら、コメント、お問い合わせ、XでのDMなどご連絡お待ちしております。
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