【2025年 京都金杯】 25年分過去レースデータまとめ 【6倍がねらい目?】

2025.1.6 結果をグラフに反映しました。

予想外のセン馬が一着でした。馬番の傾向とはばっちり合致していましたが、その他の項目から予想するのは難しい結果となりました。

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2025/1/15に開催される京都金杯について、第38回から第62回までの過去25回分のレース結果を下記10個の項目と馬券圏内(3位以内)の関係に着目してまとめました。

  • 枠番
  • 馬番
  • 人気
  • オッズ
  • 性齢
  • 体重
  • 体重増減
  • 斤量
  • 騎手
  • 調教師

 2,4,5,7番の4,5,6歳牡。人気は1,2,3,7番で、オッズは6倍程度が意外と好成績。体重はそこまで注意する必要はないが、前走よりも2~4kg程度増量している斤量57kgが馬券に絡みやすい傾向。騎手で選ぶのは難しく、調教は栗東で行われているとなお◎

各項目についてざっくりとまとめるとこんな感じです。

本文を読むと上記の情報をより詳しくグラフとコメントから理解することができます。

 皆さんの予想の一助になれば幸いです!

※例年京都で開催されおり、もとにしたデータも大半が京都開催のものです(中京は59,60,61回のみ)。今年は中京で開催されることに注意してください。

枠番・馬番の過去データまとめ

【枠番】

過去25回で3位以内に入る平均回数は約9回。

1-5枠までは平均値以上だが、6,7,8枠は平均未満です。

枠ごとの全出走回数を確認しても、6,7,8枠の出走馬が少ないわけではないので、外枠は比較的馬券に絡みにくいという傾向が見られます。

【馬番】

過去25回で3位以内に入るおおよその平均回数は4回。

枠番では外枠が馬券に絡みづらい傾向がありましたが、

馬番で見ると、2,4,5,7番が特に3位以内に入ることが多いことがわかります。

1,3番は内枠ではありますが、馬番での傾向をみると馬券には絡みづらい傾向であるようです。

馬番毎の全出走回数を確認しますと、17,18番の出走回数はそれぞれ25回中わずか6回と4回です。外側が3位以内に入ることが難しいのは事実です。しかし、17,18番については、そもそものデータ数が少なく、16番までの傾向と同様に判断することには注意が必要です。

人気・オッズの過去データまとめ

【人気】

今回は全25回の過去レース結果をまとめていますので、3位以上に入る回数は、最大でも25回となります。

上記の前提を踏まえてグラフを確認してみると、1,2,3番人気の3位以上に入った割合は、それぞれ64%(1番人気:13/25)、36%(2番人気:9/25)、48%(3番人気:12/25)となり、50%を超えるのが1番人気のみという結果でした。

また、4番人気で大きく3位以上の回数が降下し、低人気になるにつれて上昇しています。ピークの7番人気では、4番人気の倍の回数を記録し、全体で2番人気に次ぐ高成績を残しています。

 以上のことから、1番人気はかためではあるものの、上位人気にこだわらず、低人気でも推したい馬に投票するのも良いと思いました。

【オッズ】

まさかの6倍(5.5-6.4)が過去25回のレースの中で最も3位以上の数が多いという結果になりました。しかし、全出走馬数を見ると6倍人気が最も多いので、単に分母が多いだけにも見えます。

 そこで、過去25回での全出走馬数(404頭)と全3位以上馬数(75頭)に対する、オッズ6倍馬数の割合を比較しました。

結果は、

21/404(オッズ6倍馬数/全出走馬数)≒5.2%

13/75(オッズ6倍馬数/全3位以上馬数)≒17%

でした。

 オッズ6倍の馬が多いことも確かですが、全出走馬への比率よりも全3位以上馬数への比率が3倍以上高いことから、オッズが6倍の馬は他のオッズよりも3位以内に入りやすい傾向があると思われます。

性・齢の過去データまとめ

牡の4,5,6歳馬が他を圧倒して強いように見えます。

全出走馬数と比較すると牡の4,5,6,7歳馬がほぼ同数であるため、少なくとも7歳よりは4,5,6歳の馬が3位以上に入る傾向があると思われます。

体重・増減の過去データまとめ

【体重】

※見やすさ優先のため、一度も3位以内に入っていない体重は削除してあります。

グラフ上では478kgと500kg付近にピークがあるように見えます。しかし、最大値が75回(過去25年分)であることを考えるとそこまで大きな差はないようにも思います。

【体重増減】

前走から2kgもしくは4kg増量した馬が馬券に絡んでくることが多いように見えます。全出走馬を確認すると、+2kgをトップにおおよそピラミッド型を描いています。

 全出走馬の傾向を加味すると、+4kgの馬が3位以上である割合が少し高めであることと、±0kgの馬が少し低めであるようにも思います。

斤量の過去データまとめ

全出走馬の斤量傾向は55,56kgをトップとした緩やかなピラミッド型です。ですが、3位以上に入った回数が最も多いのは、57kgという結果になりました。

 また、過去馬券に絡んだ数こそ少ないですが、そもそもの出走数が少ない、57.5kgや58kgを背負って走る馬たちも無視はできないように思います。

騎手・調教師の過去データまとめ

※見やすさ優先のため、過去22回の内一度も3位以内に入っていない方は表示しておりません。

【騎手】

 目立つのは岩田康誠 騎手、武豊 騎手、福永祐一 騎手、四位洋文 騎手の4名。出走回数に対する馬券圏内数の割合を比較すると以下の通り

岩田康誠 騎手:約53%(9/17)

武豊 騎手:約33%(7/21)

福永祐一 騎手:約39%(7/18)

四位洋文 騎手:33%(4/12)

割合だけであれば、

岩田望来 騎手:50%(1/2)

も無視はできません。※出走数が少ないのでデータの蓄積がないことに注意が必要です。

個人的な感想ですが、トップ成績の岩田康誠 騎手が残念ながら今回騎乗見送りということで、息子さんである岩田望来 騎手に注目したくなります。

【調教師】

まずは東西の比較から。

馬券に絡んだ馬を育てた調教師の数は、西:43人、東:10人と、西(栗東)が東(美浦)の4倍近く多くなっています。

過去25年の全出走馬の調教師数を確認すると西:115人、東:43人でした。西(栗東)の方が東(美浦)よりも多いものの、4倍の差はありません。なので京都金杯においては、西(栗東)で調教された馬の方が馬券に絡んだ数が多い傾向があると思います。

また、東で調教された馬だけで3位以上を独占したことはなく、2頭入ったのも第60回と61回だけです。

個人で見ると、角居勝彦 調教師、橋口弘次郎 調教師、白井寿昭 調教師が目立ちますが、それぞれ2021、2016、2015年に引退されています。

次点で目立つのは、大久保龍志 調教師です。

出走した馬はすべて馬券に絡んでいる(3/3)ということで、今回も調教した馬が出走するのであれば注目する価値があるのではないでしょうか。

※追記

過去中京開催された第59,60,61回に絞ると、9頭中5頭が東(美浦)所属ということになりました。もしかしたら注意が必要かもしれません。

まとめ

 今回は過去25年間の京都金杯のデータをもとに、馬券圏内(3位以内)の傾向をまとめました。

 枠番では1-5枠が好成績で、外枠の6-8枠は馬券に絡みにくい傾向があります。馬番では2,4,5,7番が上位に入りやすい一方、17,18番はデータが少ないため判断に注意が必要です。

 人気は1番人気が最も安定しており、7番人気が意外にも高成績を残しています。オッズでは6倍の馬が3位以内に入りやすい傾向がありました。

 性齢では4,5,6歳の牡馬が他を圧倒して強く、体重では478kgと500kg付近が目立ちます。体重増減では+2kgや+4kgの馬が有利で、斤量は57kgが好成績を記録しています。

 騎手では岩田康誠騎手がトップ成績を誇りますが、今回は不在のため、岩田望来騎手を個人的に注目しています。調教師では栗東所属馬が美浦所属馬を大きく上回り、特に大久保龍志調教師が出走させた馬はすべて馬券に絡んでいる点がポイントです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

的中お祈りしています!

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